「リビングって、家族みんなが集まる場所だからこそ、いつもスッキリ片付いていてほしい!」 「でも、現実はモノで溢れてごちゃごちゃ…どこに何を置いたらいいのか分からない!」
そんなお悩み、ありませんか?リビングはくつろぎの空間であると同時に、日用品、趣味のモノ、子どものおもちゃなど、たくさんのモノが集まる場所でもあります。だからこそ、収納計画がとっても大切!
今日のテーマは、ズバリ「リビング収納の神配置」。どこに何を、どんな風に収納すれば、散らかりにくく、使いやすく、そして見た目も美しいリビングが実現できるのか?その秘訣を徹底解説しちゃいます!この記事を読み終わる頃には、あなたのお家リビングの「神配置」が見えてくるはずですよ。
リビング収納の基本:「見せる収納」と「隠す収納」を制する者が収納を制す!
まず押さえておきたいのが、「見せる収納」と「隠す収納」の使い分け。これがリビングを美しく保つための超重要ポイントなんです。
- 見せる収納とは? お気に入りの雑貨や本、グリーンなど、あえて「見せる」ことでインテリアの一部として楽しむ収納法。出し入れしやすいメリットもありますが、ごちゃついて見えないようにセンスが問われる部分でもあります。
- 隠す収納とは? 生活感が出やすい日用品のストック、書類、掃除道具、細々としたおもちゃなど、スッキリと隠して収納する方法。扉付きの家具や引き出しを活用します。
この2つを上手に使い分けることで、リビングは格段に洗練され、使い勝手も向上します。理想の割合は、見せる収納2割:隠す収納8割くらいと言われています。もちろん、これはあくまで目安。ご自身の好みやライフスタイルに合わせて調整してくださいね。
「見せる収納」を極める!アイテム別活用術と配置のコツ
では早速、「見せる収納」が得意な収納家具たちと、その「神配置」ポイントを見ていきましょう!
1. ガラス扉の収納家具:洗練されたディスプレイ空間を演出
ホコリを防ぎつつ、お気に入りのアイテムを美しく飾れるのがガラス扉の収納家具。上品で洗練された印象を与えてくれます。
- 何を置く?
- コレクションしている食器やグラス類
- 美しい装丁の洋書やアートブック
- 旅の思い出の品やフィギュア
- 季節感を演出する小物(クリスマスオーナメントやひな人形など)
- 配置のポイント
- 照明を味方に: 家具の内部に間接照明を仕込んだり、スポットライトを当てたりすると、ディスプレイが一層引き立ちます。
- 背景を意識: 背板にアクセントクロスを貼ったり、ミラーを置いたりするのもおしゃれ。
- 余白の美: 詰め込みすぎはNG!アイテム同士の間隔を空け、余白を意識することで、洗練された印象になります。
- リビングでの置き場所: ダイニングテーブルの近くに食器棚として置いたり、リビングのフォーカルポイント(視線が自然と集まる場所)に配置したりするのがおすすめです。
2. オープンラック:自由な発想で楽しむ「抜け感」収納
圧迫感が少なく、軽やかな印象を与えるオープンラック。ディスプレイの自由度が高く、自分らしい空間を作りやすいのが魅力です。
- 何を置く?
- よく読む本や雑誌
- 観葉植物やドライフラワー
- デザイン性の高いオブジェやアート作品
- おしゃれなカゴやボックスを使った小物収納(リモコンや充電器など)
- 配置のポイント
- テイストを統一: 飾るものの色味や素材感を揃えると、まとまりが出てスッキリ見えます。
- リズム感と奥行き: 同じ高さのものを並べるより、高さや奥行きに変化をつけると、リズミカルで見ていて楽しいディスプレイに。
- 「抜け」を作る: 全ての棚をモノで埋め尽くさず、あえて何もない空間を作ることで、「抜け感」が生まれておしゃれ度がアップします。
- リビングでの置き場所: 壁面に沿って設置するのはもちろん、ソファの横にサイドテーブル代わりに置いたり、背板のないタイプならお部屋の間仕切りとして活用したりするのも良いでしょう。
3. フラップ扉の収納家具:見せると隠すを両立する賢い相棒
扉を手前に倒して開けるフラップ扉の収納家具。普段は隠しておき、必要な時だけ見せたり、お気に入りの雑誌の表紙をディスプレイしたりと、柔軟な使い方ができます。
- 何を置く?
- お気に入りの雑誌やレコードのジャケット(扉に立てかけてディスプレイ)
- 読みかけの本や一時的に置いておきたい書類
- 子どもの絵本やお絵かき道具(低い位置なら子ども自身で片付けやすい)
- 配置のポイント
- 開けた時の見え方も意識: 扉を開けた時に中が整理されていると、さらに気持ちよく使えます。
- 他の家具とのバランス: テレビボードの一部として組み込まれているものや、ローボードタイプが多いので、ソファの高さや他の家具とのバランスを考えて配置しましょう。
- リビングでの置き場所: テレビ周りに設置してAV機器を収納したり、リビングの一角にロータイプを置いて、読み聞かせコーナーを作ったりするのも素敵です。
「隠す収納」で生活感をオフ!アイテム別活用術と配置のコツ
次は、生活感を見事に隠してくれる「隠す収納」が得意な家具たち。これらを使いこなせば、リビングはいつでもスッキリ片付いた印象に!
1. チェスト:細かく分類して、迷子知らずの引き出し収納
引き出しがたくさんついたチェストは、細々したものを分類して収納するのに最適。天板もディスプレイスペースとして活用できます。
- 何を置く?
- リビングで使う衣類(ブランケット、ルームウェアなど)
- タオルやハンカチ類
- 文房具、裁縫道具、救急箱
- 子どもの細々としたおもちゃ(ブロックやミニカーなど)
- 取扱説明書や保証書などの書類
- 配置のポイント
- 引き出しの使い分け: 引き出しの深さや大きさに合わせて、入れるものを決めましょう。浅い引き出しには文房具、深い引き出しには衣類など。
- 動線を塞がない: 引き出しを全開にしても人が通れるスペースを確保することが大切です。
- リビングでの置き場所: 壁際に設置するのが一般的ですが、ソファの背面や、ちょっとしたデッドスペースにも意外とフィットします。天板にはお気に入りの雑貨やグリーンを飾って。
2. キャビネット:頼れる大容量!なんでも隠せる万能選手
扉付きで中身をしっかり隠せるキャビネットは、リビングに散らかりがちなものをまとめて収納するのに大活躍。ある程度の高さと収納力があるので、頼りになります。
- 何を置く?
- ファイルボックスに入れた書類やアルバム
- 掃除用品(ハンディクリーナーやフローリングワイパーなど)
- 日用品のストック(ティッシュペーパー、ウェットティッシュなど)
- 防災グッズや非常食
- あまり使わないけれど取っておきたいもの
- 配置のポイント
- 中身の重さを考慮: 重いものを収納する場合は、家具の耐荷重を確認し、安定した場所に設置しましょう。
- デザインを選ぶ楽しみ: リビングのテイスト(北欧風、モダン、ナチュラルなど)に合ったデザインのキャビネットを選ぶと、空間に統一感が生まれます。
- リビングでの置き場所: リビングの入り口付近に設置して、外出時に必要なものをまとめたり、ダイニングスペースとの間に置いて、カトラリーやテーブルクロスを収納したりするのも便利です.
リビングの「神配置」を実現する黄金ルール5か条
さて、ここまで様々な収納家具の活用法を見てきましたが、最後に、どんなリビングにも共通する「神配置」を実現するための黄金ルールを5つご紹介します!
- 動線を制する者は収納を制す! 家族がリビングでどう動き、どこで何をするのかを観察しましょう。よく使うものは、その動線上や使う場所のすぐ近くに収納するのが鉄則です。例えば、ソファで使うブランケットはソファ横のバスケットに、テレビのリモコンはテレビボードの引き出しに、といった具合です。
- 使用頻度で高さを決めるべし! 収納のゴールデンゾーンは、目線から腰の高さ。ここには、毎日使うものや頻繁に出し入れするものを配置しましょう。あまり使わないものは上段や下段へ。
- ゾーニングでスッキリを保つべし! リビングの中に「くつろぎゾーン」「キッズスペース」「ワークスペース」など、目的に応じたゾーンを作り、それぞれに必要なものをまとめて収納すると、モノが迷子にならず、片付けやすくなります。
- 統一感こそ美しさの秘訣なり! 家具の素材や色、収納ボックスやカゴの色や形などを揃えるだけで、リビング全体に統一感が生まれ、グッと洗練された印象になります。「見せる収納」も「隠す収納」も、このルールを意識するだけで見違えますよ。
- 「余白」は心のゆとり、空間のゆとり! 収納スペースいっぱいにモノを詰め込むのはNG!8割程度の収納を心がけ、適度な「余白」を残しましょう。この余白が、見た目のスッキリ感だけでなく、新しいモノが増えたときの受け皿にもなり、心のゆとりにも繋がります。
まとめ:あなただけの「神配置」を見つけよう!
リビング収納の「神配置」、いかがでしたか?
大切なのは、今回ご紹介したポイントを参考にしながら、あなたや家族のライフスタイルに合った収納方法を見つけることです。「神配置」は一日にしてならず。まずは小さなスペースから見直しを始めて、少しずつ理想のリビングに近づけていきましょう。
この記事が、あなたのリビング収納のお悩み解決のヒントになれば嬉しいです。さあ、今日からあなたも「神配置」を目指して、快適で美しいリビング作りを始めませんか?