失敗しない靴収納選び！見落としがちな「高さ」の重要性とチェックポイント

2025年5月5日

玄関はその家「顔」とも言える大切なスペース。でも、「靴が散らかってごちゃごちゃ…」「収納スペースが足りない！」なんてお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？

スッキリとした玄関を目指してシューズボックス（靴箱）を選ぶとき、デザインや幅、奥行きはしっかりチェックしますよね。でも、意外と見落としがちなのが「高さ」なんです。

「ブーツが入らなかった…」「棚の上がスカスカで、スペースがもったいない…」こんな失敗、実は「高さ」を意識していれば防げたかもしれません。

今回は、失敗しない靴収納選びのために、「高さ」の重要性と、購入前に必ずチェックしたいポイント、そして人気の木製扉付きシューズボックスのタイプ別（ハイタイプ・ロータイプ）特徴について詳しく解説していきます！

なぜ靴収納の「高さ」が重要なのか？

靴収納を選ぶ上で、「高さ」がなぜそれほど重要なのでしょうか？理由は大きく3つあります。

多様な靴の「高さ」に対応するため 私たちが持っている靴の種類は様々。フラットなパンプスやスニーカーもあれば、ヒールの高い靴、くるぶし丈のショートブーツ、そして膝下まであるロングブーツなど、必要な「高さ」は靴によって全く異なります。 収納スペースの高さが足りなければ、お気に入りのブーツを横にして無理やり入れたり、別の場所に保管したりすることに…。逆に、低い靴ばかりなのに棚の高さがありすぎると、上の空間がデッドスペースになってしまい、収納効率が悪くなります。
限られたスペースで収納力を最大限に引き出すため 特に日本の住宅、特に玄関スペースは限られていることが多いですよね。そんな中で収納力を確保するには、縦の空間を有効活用することが不可欠です。全体の高さはもちろん、棚一段一段の高さを適切に設定したり、高さを変えられる「可動棚」を選んだりすることで、スペースを無駄なく使い、より多くの靴を収納できるようになります。
使いやすさと見た目の印象を左右するため シューズボックス全体の高さは、使い勝手にも影響します。あまりに背が高いと、一番上の棚は手が届きにくくなることも。また、玄関全体の圧迫感にも関わってきます。棚の高さが適切でないと、靴を出し入れする際に他の靴に引っかかったり、取り出しにくかったりするストレスにも繋がります。

【購入前に絶対確認！】高さに関するチェックポイント5つ

では、具体的にどんな点に注意して「高さ」をチェックすれば良いのでしょうか？失敗を防ぐための5つのポイントをご紹介します。

手持ちの靴で一番「高い」ものの高さを測る！ まずは、お手持ちの靴の中で一番高さのあるもの（おそらくロングブーツやヒールの高い靴でしょう）の高さを実際にメジャーで測ってみましょう。「これくらいかな？」という感覚ではなく、実寸を知ることが大切です。
収納したい靴の種類と量を把握する ブーツは何足、スニーカーは何足、パンプスは何足…というように、収納したい靴の種類と量を把握します。これにより、どのくらいの高さの棚が、どれくらい必要かが見えてきます。
「外寸」だけでなく「内寸（棚の高さ）」を確認する！ シューズボックスの商品情報には、全体のサイズ（外寸）が記載されていますが、必ず「棚の内寸の高さ」を確認しましょう。特に固定棚の場合は、この高さが収納できる靴の上限になります。「可動棚」の場合は、棚板を調整できるピッチ（間隔）も確認すると、より細かく高さを設定できて便利です。
設置スペースの高さを確認する シューズボックスを置きたい場所の天井までの高さはもちろん、窓やスイッチ、コンセント、下がり天井などがないかを確認しましょう。特にハイタイプを選ぶ際は、搬入経路も含めて注意が必要です。
将来的な変化も少し考慮する 今後、背の高いブーツを買う予定はありますか？家族が増える可能性は？ライフスタイルの変化も少しだけ考慮して、少し余裕のある高さ設定ができるか（特に可動棚の場合）を見ておくと、長く快適に使えます。

タイプ別紹介：木製扉付きシューズボックスの魅力と選び方

ここでは、人気の「木製扉付きシューズボックス」について、高さによるタイプ違い（ハイタイプ・ロータイプ）の特徴をご紹介します。木製扉は、生活感が出やすい靴を隠して玄関をスッキリ見せてくれるだけでなく、インテリアに温かみを与えてくれるのが魅力です。

【ハイタイプ】木製扉付きシューズボックス

特徴：
- 背が高く、天井近くまでの空間を有効活用できる。
- 棚数が多く、抜群の収納力を持つ製品が多い。
- 可動棚が多く採用されている傾向がある。
メリット：
- 家族が多い、靴の数が多い場合に最適。
- 縦空間を最大限に活かせるため、狭い玄関でも収納量を確保しやすい。
- 扉を閉めれば、大量の靴も隠せて見た目が非常にスッキリする。
デメリット：
- 高さがあるため、玄関に圧迫感を与える可能性がある。
- 最上段の棚は、小柄な方には使いにくい場合がある。
- 転倒防止策が必要な場合がある。
選び方のポイント： 設置スペースの天井高を確認し、圧迫感が出ないか考慮する。内部の棚が可動式か、ブーツなど高さのある靴を収納するスペースが確保されているかチェック。

【ロータイプ】木製扉付きシューズボックス

特徴：
- 腰高程度の高さで、圧迫感が少ない。
- 天板の上をディスプレイスペースや、鍵などの一時置き場として活用できる。
メリット：
- 玄関が広く見える効果がある。
- 天板を活用できるため、機能性が高い。
- すべての靴に手が届きやすく、出し入れがしやすい。
- 扉付きなので、もちろん靴は隠せてスッキリ。
デメリット：
- ハイタイプに比べて収納量は少なくなる。
- ロングブーツなど、高さのある靴の収納には工夫が必要な場合がある（棚を外す、横置きするなど）。
選び方のポイント： 収納したい靴の量と種類（特に高さ）を考慮する。天板の耐荷重や、内部の棚の高さを確認する。ロングブーツを収納したい場合は、対応しているか要チェック。