薄型・スリム・縦型 靴収納の選び方ガイド!狭い玄関でも諦めない収納家具

「うちの玄関、狭くて靴がいつも出しっぱなし…」「置きたいけど、スペースがないから靴収納は諦めている…」 そんなお悩みを抱えていませんか? 日本の住宅事情あるある、とも言える「狭い玄関」。限られたスペースでの靴収納は、本当に頭が痛い問題ですよね。

でも、ちょっと待ってください! 「狭いから」と諦めるのはまだ早いかもしれません。最近は、そんな悩みに応えるべく、「薄型」「スリム」「縦型」といった、省スペース設計のシューズボックス(靴箱)がたくさん登場しているんです!

今回は、狭い玄関でも設置を諦めないための、省スペース靴収納家具の選び方ガイドをお届けします。特に注目したいコンパクトタイプスタッキング縦型タイプ、そして画期的なフラップ扉タイプの特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

なぜ「薄型・スリム・縦型」が狭い玄関の救世主なのか?

狭い玄関で靴収納を選ぶ際、なぜこれらのタイプが重要なのでしょうか?

  • 薄型・スリム(奥行きが浅い): 最大のメリットは、玄関の通路(動線)を邪魔しにくいこと。奥行きが20cm~25cm程度のものなら、壁際に置いても圧迫感が少なく、ドアの開閉や人の通行を妨げません。わずかなスペースにも設置できる可能性が広がります。
  • 縦型(高さがある・積み重ねられる): 横幅や奥行きが取れないなら、上方向の空間(縦スペース)を有効活用しましょう!背の高いハイタイプや、後からでも積み重ねて高さを出せるスタッキングタイプなら、床面積は小さくてもしっかり収納量を確保できます。デッドスペースになりがちな壁面を活かせるのが強みです。

狭い玄関に設置!靴収納家具の選び方 5つのポイント

では、実際に狭い玄関用の靴収納を選ぶ際に、どんな点に注意すれば良いのでしょうか?失敗しないためのチェックポイントを5つご紹介します。

  1. 設置スペースの「実寸」を徹底的に計測! これが最も重要です!置きたい場所の「幅」「高さ」そして特に「奥行き」を、メジャーで正確に測りましょう。「これくらいかな?」はNGです。壁からドアまでの距離、上がり框(かまち)の段差なども考慮に入れると安心です。
  2. 「奥行き」サイズを最優先でチェック! 狭い玄関では、奥行きが設置可否を分ける最大のポイントになることが多いです。一般的なシューズボックスの奥行きは30cm~35cm程度ですが、薄型・スリムタイプなら17cm~25cm程度のものもあります。まずは、設置可能な奥行きサイズを確認し、その範囲内で探しましょう。
  3. 「縦の空間」を意識した選択を! 床面積が限られているなら、高さを活かせる縦型収納を検討しましょう。天井までの高さに余裕があればハイタイプ、梁(はり)などがあって高さに制限がある場合や、将来的に収納量を変えたい場合は、スタッキング(積み重ね)タイプが柔軟に対応できます。
  4. 収納したい「靴の数」と「家具の圧迫感」のバランス たくさん収納したい気持ちは分かりますが、狭い玄関に大きすぎる家具を置くと、圧迫感が強くなり、かえって使いにくい空間になってしまうことも。「玄関に常時置いておきたい靴は何足か?」を考え、必要な収納量を満たしつつ、空間に合ったサイズ感のものを選びましょう。
  5. 「扉の開閉方式」も要チェック! 狭い場所では、扉を開けるスペースも貴重です。一般的な「開き戸」は、扉が手前に開くためのスペースが必要。通路がギリギリの場合は、「フラップ扉」「引き戸」、あるいは扉のない「オープンタイプ」を選ぶと、開閉スペースを気にせず使えます。

【タイプ別紹介】狭い玄関におすすめの靴収納

それでは、狭い玄関におすすめの具体的なシューズボックスのタイプを見ていきましょう。

コンパクトタイプ シューズボックス

  • 特徴: 幅、奥行き、高さ、いずれも小さめに設計されている。シンプルな構造のものが多い。
  • メリット: わずかなスペースにも置ける手軽さ。一人暮らしや、よく履く靴だけを玄関に出しておきたい場合に最適。比較的安価な製品が多い。
  • デメリット: 収納量は限られる。ブーツなど高さのある靴は入らない場合が多い。
  • 選び方のポイント: 設置場所の寸法に収まるか最優先で確認。収納したい靴の数が入るかチェック。

スタッキング縦型 シューズボックス

  • 特徴: 1段ずつ、または数段ずつのユニットになっており、積み重ねて高さを出せる。奥行きがスリムな製品が多い。
  • メリット: 設置スペースの高さに合わせて、収納量を自由にカスタマイズできる。後から買い足して増やすことも可能。縦の空間を無駄なく使える。引っ越し先でも調整しやすい。
  • デメリット: あまり高く積み上げすぎると不安定になる可能性も(転倒防止策を推奨)。デザインの統一感を保つには同じシリーズで揃える必要あり。
  • 選び方のポイント: 1ユニットあたりのサイズ(特に奥行きと幅)を確認。耐荷重と、安全に積み重ねられる推奨段数をチェック。

フラップ扉 シューズボックス

  • 特徴: 扉が手前にパタンと倒れるように開くタイプ。扉の内側に靴を斜めに収納する構造が多い。非常にスリムな奥行き(20cm以下も!)を実現できる。
  • メリット: 扉の開閉スペースがほとんど不要なため、通路が狭い場所に最適。見た目がスッキリしており、モダンなデザインが多い。靴が隠れるので生活感が出にくい。
  • デメリット: 収納できる靴のサイズ(特に高さや幅)に制限がある場合が多い(ハイカットスニーカーや幅広の靴、ブーツなどは確認が必要)。1段に収納できる数が限られることも。
  • 選び方のポイント: 収納したい靴が本当に入るか、内寸や対応サイズをしっかり確認する(特に高さと幅)。奥行きのスリムさはピカイチなので、置ける奥行きが限られている場合に最有力候補。

まとめ:諦めずに探せば、理想の靴収納は見つかる!

狭い玄関での靴収納、いかがでしたか? 「薄型」「スリム」「縦型」といったキーワードと、選び方のポイントを押さえれば、諦めていたスペースにもピッタリの靴収納が見つかる可能性は十分にあります。

  • 徹底的な採寸
  • 奥行き重視
  • 縦空間の活用
  • 収納量と圧迫感のバランス
  • 扉の開閉方式

これらの点を考慮し、今回ご紹介したコンパクトタイプスタッキング縦型タイプフラップ扉タイプなども参考にしながら、あなたの玄関に最適な一台を探してみてください。

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